宇多田ヒカルSONGSスペシャル!最新アルバム初恋・宇多田ヒカル言葉の魅力

6月30日放送のSONGSスペシャルに

宇多田ヒカルさんが出演しました。

宇多田ヒカルさんが20年間で売り上げた

シングルアルバムは5000万枚と

5100万ダウンロードを超えます。

デビュー20周年の彼女の

言葉の魅力についての特集をまとめてみました。

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宇多田ヒカルの言葉の魅力

数ある名曲の中から10曲を選んで

シンガーソングライター宇多田ヒカルさんの言葉の魅力に

迫りました。

今回宇多田さんが言葉について話してみたいと

指名したのは又吉直樹さんです。

Automatic(1998)

7回目のベルで

受話器をとった君

名前を言わなくても声で

すぐわかってくれる

7回目というのが絶妙。

「あれ?出ないかも、そろそろ切ろうかな、と思ったら

出てくれた!やばい、もう無理と思ったから

シャキッとしなきゃ、みたいな」

その後名前を言わなくてもわかってくれる安心感に変わる。

期待と緊張から、安心。

短いフレーズで感情がすごく移るのがわかります。

15歳で書いたというのがすごいですね。

First Love(1999)

最後のキスは

タバコのflavorがした

ニガくてせつない香り

明日の今頃には

あなたはどこにいるんだろう

誰を想ってるんだろう

年上の男の人とかなわない恋をしている女の子のイメージ

シーンが浮かびます。

歌っていうよりも、物語や漫画を読んでいる感じっていうのは

当然かもという宇多田さん。

小さいときから日本語の歌はあまり聴いてなく

日本語で見るものは小説か漫画だったという。

漫画家を目指して書いていた時期も。

なので漫画家とか小説家としての共通点があるかもと話していました。

宇多田ヒカルの言葉の原点は

物語だったようです。

小説家になりたかった時期もあり、

「本の世界にいたかった、本の世界で生きてた

子どもの頃おもいどうりになることがなくて、どうにもならん

ということが多かったが、本を読んでいれば、作者や同じような思いの人とつながれた」

と語っていました。

あなた(2017)

あなた以外なんにもいらない

大概の問題は取るに足らない

多くは望まない

神様お願い

変わり映えをしない

明日をください

あなたと歩む世界は

息を飲むほど美しいんだ

この歌は祈りっていう部分が強いという。

それは宇多田さんの子どもの時にいた環境が強いそうです。

「何が起こるか全くわからない。」

宇多田さんはアメリカ生まれ。

お母さんは歌手の藤圭子さん。

お父さんは音楽プロデューサー。

「母が思いっきり常識にまったくとらわれない

予測のつかない人で、急に学校から帰ったら

『ヒカル明日からニューヨークに引っ越すわよ』

また2,3年たって、『明日東京に帰るわよ』とか

言われて、家の中が険悪と思ったら『もう二度と会えないよお父さんと』

って言われて、『ああ、離婚しちゃった』とかそんなのばっかりでしたね」

「いつ何が起きるかわからないという、こうだっておもって安心したいけど

安心したら傷つく、裏切られるから、何も信じないようにしよう」

でも期待してしまう自分も消しきれなくて

祈り、願い、希望になり自分の奥にある。

その少女だった頃封じ込めた願いが、祈りになり

新しい歌となったのが『あなた』だそうです。

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COLORS(2003)

どこへ行ってもいいと言われると

半端な願望には標識も全部灰色だ

炎の揺らめき

今宵も夢を描く

あなたの筆先 渇いていませんか

青い空が見えぬなら青い傘広げて

いいじゃないか

キャンパスは君のもの

花束を君に(2016)

亡くなったお母さんへの赤裸々な思いを

率直な言葉で綴ったそうです。

花束を君に贈ろう

愛しい人

愛しい人

どんな言葉並べても

真実にはならないから

今日は贈ろう

涙色の花束を君に

泣いてしまうと言う又吉さん。

「知っている言葉なのに、あそこまで愛情というか

感情を、はっきりと浮かびあがらせるのって出来ない」

宇多田さんも

「ああいう歌はもうたぶん書けない」

といっていました。

歌や作品が出来るときとは、喪失の時だという。

「喪失が大きければ大きいほど、そういう作品が出てくる

タイミングになる。」

なかなかできなくてそれが出てきて

ああ完成したっておもったところだそうです。

道(2016)

小田和正さんが衝撃を受けた

宇多田さんの歌詞があるそうです。

「フッフッフッとか歌うと普通はなんだか

ふわっとしたり、軽くなったりするんですけども

彼女の歌い方のせいか

そのフッフッにどんどん引っ張られていくという

心地よく引っ張られていくという

印象がありまして

僕はこのフッフッが大好きです」

真夏の通り雨(2016)

こちらも小田和正さんの好きな歌詞があるそうです。

「ああ、こんな曲も書くんだと思いました。

見事に思いを重ねていって、最後にそのすべてを象徴するように

突然止まない真夏の通り雨と歌います。

息を飲むようでした。

そうか、通り雨なのに止まないのか

何度聞いてもそう思いました。

彼女はあの頃のみずみずしさをまったく

失うことなく、感性は圧倒的にその深さを増しています。」

宇多田さんは次の瞬間がある前提がないということだと話します。

「自分がそこで死んじゃったら、降り止まないことになるので」

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光(2002)

いきものがかりの水野さんは

言葉の奥にある、孤独を感じていたそうです。

「運命忘れて生きてきたって書いてあって、一人で。

普通の歌詞で運命を信じて生きてきたとか

運命を作ろうとして生きてきたとか(あるけど)

運命を忘れて生きてきたって書いてあって

それが多くの人に受け入れられるっていうのが

またすごく不思議なんですよね。

自分のことを歌っているでしょう

自分のことを歌っているんだろうけど

自分のことをすごい引いた目で見て

歌っているときがあって

自分から始まっているとも言えるし、

フィクションだとも言えるし

だけど共通して言えるのはすごい孤独な気がしますけどね。

宇多田さんにとって幸せって言うものがどういうものか

僕はわからないけれども

ただ宇多田さんが感じている孤独っていうのは

ちゃんと誰かのためになっていると

僕は思いますけどね。」

宮沢賢治の言葉

宇多田さんが好きな宮沢賢治の言葉があるそうです。

「今のこの苦しんでいる状況も

幸せに向かっていれば、不幸せではないというか

先の地点を見つめたことなんですけれど

今を今だけで評価できないっていう。

今すごく辛そうだけど、その出来事のおかげで

5年後10年後、今よりもっと幸せになっているかもしれない。

あれがあって良かったって思ってるかもしれないし

そうじゃないかもしれないっていう、

今を評価できないなって思っちゃうんです。」

初恋(2018)

最新曲『初恋』

6月27日発売の最新アルバムのタイトルも『初恋』でした。

なぜ今初恋なんでしょうか?

宇多田さんが指名したもう一人のインタビュアー、若林恵さんが聞いてくれました。

「初恋って言うのは、私は初めて人間として深く関係を持った相手と思っていて。

完全に母親と父親って言うのが初恋の対象と思っていて

恋っていうか愛ですよね。

その関係において何があったか、自分にどんな影響があって

自分が今どうなっているのかって言うのを

理解しようとするのが、その後に続く他の人たちとの

関係って思ってるんで

それを紐解くためのことと思ってるんで

テーマは20年『初恋』変わってない。

時間軸も不思議な感じが好きで

少女が歌っているのか少女時代を振り返っているおばあちゃんが

歌っているのかわからないっていう

少女と老後みたいなものを私が同時にこう曲に出来たっていうのが

すごく意味があるというかこうなんかすっとでてきたんですよね、それが。」

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Play A Love Song(2018)

デビューからずっと、自分に正直であること

突き詰めて歌を作ってきた宇多田ヒカルさん。

「嘘ではないことを表現したというか

常に正直であったかっていうことが大事」

それでいいの?っていうのをそのままにしない積み重ねでもある。

今までよりも正直に」

音楽とはどういうものか?

「よりどころというか

私らしくそのままであって良くて

ある意味他者を意識しなくていい自由の世界ですよね。

他者との関係に無かったものをじゃあどうすると

ないってなると絶望しか残らないので

自分が必要として求めたものっていうのを

自分の中の世界だったら実現させられるじゃないかっていうのが

モノづくりの動機かもしれないですね。」

まとめ

宇多田ヒカルさんの歌は音楽にも惹きつけられますが

こうやって歌詞を見ていくと

それぞれいろんな部分で響くモノがあると思います。

新しいアルバムもぜひ聴いてみてください。

宇多田ヒカル
7thアルバム
『初恋』

2018年6月27日(水)リリース

最後まで読んでいただきありがとうございました。